卒業証書授与式~3年生巣立ちの日

3月15日(土)

 令和6年度の卒業証書授与式、小中一貫教育校となった本年度は、小中合同で卒業式を行いました。小学校6年生1名、中学校3年生7名、計8名の卒業生が、卒業証書を受け取ったあと、一人一人、新しい生活への決意と支えてくれた皆様への感謝をしっかりと伝えてくれました。学校長式辞では、少人数だからこそ責任を果たし一人一人輝く姿がたくさんあったこと、卒業後の新しい仲間・新しい環境の中で、多くの人とつながり様々な経験を重ねる中で価値観を広げ、さらに自分らしさを磨いて成長していくと信じていることが話されました。最後は、玄関前で後輩たちから一人一人にお礼のメッセージが渡され、別れを惜しんでいました。晴れやかな笑顔で旅立った卒業生の活躍を信じています。

3学期終業式

3月14日(金)

一番短い登校日数44日の3学期が終了します。そして、3月15日で小中一貫校として初めての1年間が終わります。短い学期でも大変充実した学期となりました。この3学期、そして令和6年度も沢山の行事や出来事があり、今日の終業式で、小学生1名、中学生2名が3学期だけでなく、1年間を振り返り、来年度への決意を発表しました。3年生男子は、テストが続く日々、入試に向けて不安・苦しさを感じながらも自分の力を出し切ったことや、3学期は「卒業までに廊下をきれいにする」と心に決め、毎日真剣に床みがきに取り組みやりがいを感じたこと、4月から親元を離れ生活するので自立し、みんなに成長した姿を見せたいことを伝えてくれました。また、校長講話の中で、3年生が英語の授業で「後輩たちへのメッセージ」を発表したことを取り上げ、改めて3年生一人一人から後輩たちへのメッセージを伝える場面もありました。 いよいよ明日、旅立ちの日を迎えます。

和気あいあいと3年生を送る会

3月13日(木)

 1・2年生が手作りで準備した3年生を送る会。全校で楽しく活動する最後の機会、全員での昼食に始まり、花のアーチで3年生を出迎えると、3年生7人が1列に肩に手を置いて仲良く入場、まずはフルーツバスケットでしたが、座れなかった人が3年生との思い出を一つ語るという工夫がされていました。1・2年生からは3年生にまつわるクイズ、3年生は思い出のシーンを寸劇んしてクイズにするなど、共に過ごした日々を振り返り、笑顔があふれる楽しい会となりました。最後は全員で紙吹雪を浴びながら記念撮影しました。

カウントダウンは「05」に

3月10日(月)

 3階の廊下の3年生教室横掲示板に、卒業式までの日数のカウントダウンが3年生の生徒+担任の先生のメッセージ付きで貼りだされています。生徒・先生の個性があふれ、いろんな思いが込められているこのカウントダウンメッセージ、残り日数がいよいよ一桁、この日は「05」まで進んできました。ちなみに3月10日は「1945年に東京大空襲があった日」「みんなが平和で暮らせますように」というメッセージが添えられていました。明日は後期選抜、それが終わればほっと一息と言いたいところですが、すぐに卒業式です。みんなで過ごす残りの日々、大切に過ごしたいです。

新生徒会スローガンは「衆議一決」

3月7日(金)

新生徒会役員に引き継がれて初めての生徒総会がありました。今回の内容は、今年度後半の活動の振り返りと来年度の生徒会スローガンの決定です。今年度15人いた中学生が、来年度は8人でのスタートとなってしまうということで、生徒機組織も「自治委員会」一つに絞り、その中で諸活動に取り組んでいくことになります。新副会長が議長となり議事を進行、新会長が提案し、質疑を受ける形の総会となりました。スローガン決定にあたっては、事前に「二中のよいところ」「課題」「どんな生徒会にしたいか」のアンケートを実施、生徒の願いから「様々な意見を交えながら一つの物事を決める」という意味の「衆議一決」ということばをメインに据え、「楽しい生徒会にしたい」「二中の長所の仲の良さを大切にしたい」という意見が多かったことから、「衆議一決~二中のゆかいな生徒会」というスローガンが提案され、全員の賛成で可決されました。人数が少ないからこそ、一人一人が主人公となり、力を合わせて生徒会活動を進めて行く二中の伝統を引き継いでがんばっていきます。

卒業式歌練習ラストスパート

3月3日(月)

いよいよ3月、2週間後に卒業式が迫る中、卒業式で歌う式歌の練習にも熱が入っています。今日は、元阿南第二中校長の塩澤哲夫先生にお越しいただき、合唱指導をしていただきました。小中全員で歌う「旅立ちの日に」の後半部分について、音を伸ばすところ・伸ばさないところを意識する、掛け合いになるところの言葉を意識してはっきり歌うなど指導していただきました。さらに、「中学生のソプラノの声を聴いて意識して歌ってごらん」という指導で、小学生の声質が大きく変わり、豊かな歌声になりました。

 後半は、3年生の歌「忘れない」を小学生も一緒に聴き、7人のハーモニー、真剣に歌う姿を目に焼き付け、みんなで聴き入りました。

心を込めて学期末大掃除

2月28日(金)

 学期末が迫り大掃除の時期となりました。全校生徒14人の本校では、普段手のまわらない場所がたくさんあり、職員も一緒になり、お世話になっている校舎をきれいにしています。膝をつき床を磨きこむ姿、いつもはできない窓ふきなど気を配って取り組む姿、話し声もなく黙々と掃除をしている静かな気持ちの良い時間が流れています。

Graduation speech for our juniors ~後輩へのメッセージ

2月28日(金)

 この日の英語の授業は小5・6年、中学1・2・3年生が集まり、3年生が後輩たちに向けて、スライドと英語スピーチでメッセージを送りました。中3の英語の教科書にある「スティーブ・ジョブズからの卒業の贈り物」で学んだことを参考に、これから阿南第二中を担う後輩たちへ、3年生としての思いを伝えました。7人のスピーチのタイトルは、「Now is the only time~今は今しかない~」「Doing what you want to do is life~したいことをするのが人生~」「It’s okay. Don’t worry. Something will work out.~大丈夫 心配するな なんとかなる」「Challenge and Effort~挑戦と努力~」「FORCUS ON THE BASIC~基本をしっかりと~」「Be humble when things are going well and smile when things are bad~調子のよいときこそ謙虚に、悪いときこそ笑顔で」「What we inherit from those who have passed away must go even further!~去ってしまった者たちから受け継いだものは、さらに『先』に進めなくてはならない!」 後輩たちも「内容がわかりやすく聞きごたえもあった」と感嘆の声が上がり、3年生の確かな成長を感じた1時間となりました。

息の合ったダンスを披露~笑顔あふれたダンス発表会

2月25日(火)

 体育の授業で練習を重ねてきたダンスの発表会、1・2・3学年が混成の3つのチーム、それぞれが息のあった振付やフォーメーションで、発表者も参観者も笑顔いっぱいの楽しい発表会でした。「動画通りにする予定だったけど、2番からはオリジナルにして練習して、練習ではできなかったロープ(振付)も本番ではできました!」「振付を決めてから練習をはじめ、とても難しかったけど、回数を重ね、教えてもらったりして踊れるようになったし、発表本番は自信をもって踊ることができてよかった」「5人での立ち位置を考えたり、オリジナルを少し面白くアレンジしたりしながら、本番は、キュンキュンした、って言ってもらえてうれしかった」など、自分たちで考え、練習を重ねてやり遂げた達成感・充実感を味わうことができたダンスの単元となりました。

不合格は恥?恥ではない?~3年生ディベート

2月19日(水)

 県立高校前期選抜合格発表のこの日、3年生7人は受験に関するディベートを1時間に行いました。テーマは「不合格になることは恥?恥ではない?」。2つのチームに分かれ、テーマに関する資料、インターネット上の声、格言、感じる世の中の現状などから主張を構築し、討論しました。結果は「恥ではない」を主張したチームの勝利となりました。3年生にとってデリケートな問題に切り込みましたが、それぞれ自分の主張を出し討論する姿は、さすが3年生、というものでした。以下、ディベート後の感想です。討論を通し、それぞれ考え方が広がり・深まったことが感じられます。

「不合格・恥で落ち込んでしまうとかわいそうなので、責めたり合否を聞いたりしないようにしたいと思った。でも受検を受けるまでは「恥をかかないためにがんばる」という心持ちもありだと思った。」「失敗することは恥ずかしいと感じるけど、失敗しなかったら学べないことがたくさんあるとわかったのでこれから失敗をたくさんしていきたい。」「自分から見たら恥かもしれませんが、客観視をするとまだ通過点だと思った。落ち込んでいる人を見たら優しく寄り添うことが大切だと思った。いろんな考えの人がいるから。」「恥ずかしいと思っていると前に進みづらいし、周りもそうやって思ってしまうとネガティブな気持ちになってしまうから恥だと思わず、自分の道を進んでいく。」

感染症予防旬間の取組~新生徒会初の行事~

2月19日(水)

2月17日(月)から「感染症予防旬間」が始まっています。2年生が引き継いだ生徒会として初めて取り組む行事、「うがい・手洗い・換気・消毒の徹底」を呼びかけ、休み時間や昼休みの後には音楽を流し、手洗いとうがいを呼び掛けています。この日の朝は生徒集会で、グループ対抗で「感染症予防クイズ」に挑みました。3学期最終盤、そして3年生の受験前、新生徒会役員が呼びかけて、全校で健康管理に取り組んでいます。

ダンス発表会に向けてチームで練習

2月18日(火)

3学期の体育の授業で取り組んでいるダンス練習も佳境を迎え、毎時間熱のこもった練習をしています。1~3年の縦割りグループそれぞれで、自分たちで振付・フォーメーションを考え、動画に撮って振り返りながら、よりよいものを目指しています。25日(火)の発表会が楽しみです。

牛舎見学~1年総合的な学習~

2月14日(金)

 アイスクリームの製造販売をしているクマポンズの熊谷さんに学んでいる1年生が、熊谷さんの牛舎見学に行ってきました。実際の乳牛飼育の様子を見ながら、乳牛の一生や酪農をするうえで大変なことなどのお話をお聞きし、病気のことやえさのこと、牛舎管理のことなど質問して教えていただきました。また、クマポンズのアイスを広めるために、自分たちがオリジナルパッケージを作ってかかわっていきたいとお伝えすることができました。熊谷さんは快く受けてくださり、また学習活動の広がりが期待できそうです。

3年生 性教育出前授業

2月13日(木)

飯田市立病院の助産師さんをお招きして、3年生の性教育に関する授業を行いました。卒業を控えた3年生が、思春期の心と体の変化、命の大切さ、性行為の意味や感染症など大切なことを学ぶ時間となりました。中学校卒業後の新しい生活、新しい人間関係の中で、自分の気持ちや体を大切にすることはもちろん、相手の気持ちや体を大切にする思いを強くした3年生たちでした。

雪の朝、協力して雪かき

2月5日(水)

 今週はこの冬最強寒波が襲来、この日の朝は10cmほどの積雪がありました。登校した中学生が次々と雪かきをもって玄関前・中庭・体育館駐車場の雪かきを手伝ってくれました。本格的な積雪は今年初めて、中学生の力は大きく、30分ほどで終えることができました。今週はまだまだ雪が降りそうです。中学生の力、頼りにしています。

それぞれのペース、やり方で実験~2年生理科「電流の世界」

2月3日(月)

 2年生理科の「電流の世界」の単元では、単元内自由進度学習にチャレンジしています。最初に、単元のねらいや評価の観点をみんなで確認したあとは、一人一人の計画に沿って学習を進めます。この日は、ICT研究の公開授業の中で、それぞれで回路の電流や電圧を測定する実験を、シミュレーションアプリと実際に回路をつないで行うものを比べ、回路の各点 を流れる電流や各部に加わる電圧についての規則性を見いだそうとしていました。4人のクラスなので、全員に実験器具があり、一人一人の学びが保障され、自分のペース、こだわりで学びを進める姿がありました。

3年生、思い出の給食シリーズ

 今月は、調理場・栄養士さんのお心遣いで、「3年生の思い出の給食メニュー」を出していただいています。これまでに、チキンカツカレー、抹茶揚げパン、かき揚げうどんなど、3年生が今まで食べた給食の中からリクエストしたメニューを出していただきました。中学3年生は9年間食べてきた給食とももうすぐお別れ、作ってくださった調理員さんに感謝しながら、各々の好物やメニューに関する思い出を語り合いながらおいしくいただいています。

旭松食品の方から学びました~地域と未来をつなぐゼミ~

1月30日(木)

 「地域と未来をつなぐゼミ」事業を利用し、旭松食品の方々においでいただきました。はじめに、旭松食品の企業説明をしていただき、主力商品の凍み豆腐(高野豆腐・みすず豆腐ともいう)の健康食品としての価値を教えていただきました。また、開発担当の方・研究担当の方から、仕事の内容はもちろん、なぜ旭松食品を選んだかや、ライフスタイル・働き甲斐についてもお話しいただき、生徒たちにとって「働くとは」のイメージを具体的に持つ良い機会となりました。その後、凍み豆腐を使った「カツサンド」を作りました。材料もすべて用意していただき至れり尽くせりの調理実習となり、最後はみんなでおいしくいただき、笑顔あふれるキャリア教育の時間となりました。

学芸員さんと学ぶ菱田春草

1月30日(木)

 美術の授業に、飯田美術博物館の学芸員の皆様においでいただき、菱田春草の作品の鑑賞会をしました。学芸員さんが持ってきてくださった「菊慈童」「黒き猫」「落ち葉」の3つの作品の概要をお聞きした後、生徒たちが自分の好きな絵の前に集まり、それぞれの感想を伝え合いました。「菊慈童は小さく描かれてるけど、さびしそうな顔や持っている花は存在感がある」「金色の葉が黒い猫にインパクトを与えている」「落ち葉絵の奥の方が薄い色なのは、春草の目が治ったばかりで、遠くが良く見えないのと重なるのかな」など、感性豊かな感想を出し合っていました。専門家に解説していただきながら鑑賞する良さと、素直に自分の感じたことを言葉で伝え合える生徒の素晴らしさを感じました。

地域の先輩に学ぶ~キャリア教育講演会

1月23日(木)

 県立阿南病院で総合内科専門医をしている関匡史さんにおいでいただきお話をお聞きしました。関さんは新野小・阿南第二中を卒業した先輩でもあります。

 ます、アンパンマンマーチの歌詞にある「何のために生まれて、何をして生きるのか」「何が君の幸せ」を引用し、何のために生きるか、という大きなテーマについてお話ししていただきました。新野診療所の松澤医師の影響で医療の道を志したこと、医師として地域医療に携わったり、研修医を育成したりしている現在の仕事について、課題も含めてお話ししてくださり、自分の生きざまを後輩たちに伝え、どう生きるかを考えるきっかけにしてほしいという思いが強く伝わってきました。生徒たちも、「自分が何のために生まれたか、考えたことなかったけれど、これから考えながら生活していきたい」「地域や人のために『なにか』活動することの大切さを学んだ。些細なことが大きなことにつながっていく。自分につなげて考えていきたい。」など、自分の生き方・あり方に目を向けるきっかけとなる貴重な講演会となりました。

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