全校道徳 公平性・平等性について
第1校時の全校道徳は1学年主任による「公平性・平等性」について考える授業が行われました。
「行列に割り込まれたら、どう思いますか?」という問いから始まりました。「いやな気持ちがする」「並んでよって思う」という反応でした。
そのような行列に特例があるとしたら…という2つの事例について考えました。
一つは、余計にお金を払ったら優先的にアトラクションを楽しめる遊園地(アメリカ)の行列について。
もう一つは、余計にお金を払ったら優先的に診察してもらえる病院(中国)について。
アメリカ合衆国の哲学者、政治哲学者、倫理学者、ハーバード大学教授であるマイケル・サンデル氏の著作を参考に行われた今回の授業をとおして、公平性・平等性を大事にしなくてはいけない場面で金銭での優遇措置が全世界にあることを知り、社会の大きな問題になっていることを知ることが出来ました。