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人権教育月間最終日 満蒙開拓の歴史から学ぶ

「満蒙開拓という歴史が語りかけてくるものとは」をテーマに、満蒙開拓平和記念館の三沢事務局長さんを講師に迎え、第2校時は3年生、第3校時に1・2年生がそれぞれ集会室で人権教育学習を行いました。

3年生は7月27日に、阿智村にある「満蒙開拓平和記念館」と「長岳寺」を訪問しており、社会科で学習した内容を踏まえての講演でした。(3年生のねらい)歴史での学習を振り返りつつ、中国帰国者の帰国後の生活や思いを学び、他の人との違いを受け入れ、個性を尊重し合える関係を築くことの重要性に気づく。引揚げ者の証言場面から、「涙を流したでしょうか? どんな味がしたと思いますか?」と、当事者のことを想像するワークショップも行いながら、自分事として考え学ぶ時間になりました。

(1・2年生のねらい)・下伊那で多くの人々が移民として送られ、悲惨な歴史があった事実を知る中で、戦争が甚大な人権侵害であることに気づく。 ・満蒙開拓が侵略者としての一面、戦争に巻き込まれた被害者の一面、などさまざまな視点で人権を考えるきっかけとする。