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3学期の終業式を行う

第3校時に3学期終業式を行い、校長から次の話がありました。

(前略)人は様々な成長過程の中で「自分を変えたいとか、変わりたい」と願うものではないでしょうか。いよいよ皆さんは、半月後には、3年生は高校生活という今までとはまったく違う環境にいたり、1・2年生は学年のステージが上がると同時に立場も上がっていたりします。1年後の自分がどのようになっているか、想像は難しいことですが、環境が変わるときとか立場が変わるときは、自分自身チェンジしやすいときです。このチャンスを上手くつかんでほしいと思いますし、そのときは「決心」とか「覚悟」があると前に進めると思います。

関連して、今回は人が変わるとき変われるときの「パワーフレーズ」について話します。自分が落ち込んでいるときに前向きにさせてくれたり、自分の心のあり方とか生き方を大きく変えたりする言葉のことです。尊敬している人とか先人・先達の言葉、読書やマンガなどから得られる言葉、自分にとっての応援ソング、友だちの言葉からも得ているかもしれません。またはこの人の声を聞けば、元気になれたり気持ちが動いたりすることもあります。

私自身も何度も周りの人たちによってピンチを救ってもらいました。一人では解決できないことや窮地に立たされたときに、自分の膠着していた見方・考え方を変えてくれるひと言を得られると何か明るい光、兆しが見えてきます。解決の糸口や見通しがもてるようになると、閉ざされて沈んでいた気持ちが、前向きな気持ちへと変化してくるのです。

立場を変えてみると、相手がピンチのときに「だからそうなるんだ」などと相手の弱点をついて、前を閉ざすような言い方をしないこととか、その相手を否定しないことが大切であると思います。友だちのピンチを察したときには見守ることもあるでしょうし、同じ方向を見て「このようにしたらどうだろうか」と背中を押せる仲間でもありたいと思うのです。(中略)

終わりに、来年度の変更点について予告をします。紺Tシャツの導入や早起き登山の中止兼郷土芸能こども教室へのシフトチェンジは、以前話したとおりですが、その他に、5時間日課の日を増やすことや、1UPタイムと自らタイム、金曜日の全校運動の時間を省くなどして、放課後の時間にゆとりがあるような日課とか、清掃の日は増えますが、できるだけ一日のリズムが同じになるような日課変更を考えています。このことにより、放課後の部活動の時間が増えたり居残り届を出せば必要な活動ができたりします。人によっては早く帰宅することもできます。詳しくは、年度当初の生活オリエンテーションで確認してください。