学校だより⑩
令和5年度学校だより「ANAN2の輪」第10号(11月24日発行)を掲載します。
小学校で読み聞かせ
11月21日(火)
朝の活動の時間に、新野小学校へ行って本の読み聞かせを実施しました。事前にペアの児童を決め、その学年に合わせた絵本を選び、各自で練習して、今日の読み聞かせに臨みました。小学生が見やすいように、聞きやすいようにと工夫した中学生たち。小学生にも楽しんでもらうことができ、「終わった後、面白かったと言ってもらえた」「ちょっと噛んでしまったけれど、練習通りうまく読めてよかった」と、お互いに良い交流になりました。
来年度生徒会長選挙
11月16日(木)
来年度の生徒会長を決める選挙があり、立候補者一人の立会演説会及び投票が行われました。目指す生徒会として「繋がれる、継承できる生徒会」というテーマを挙げ、「他学年、小学校、地域の方と広く繋がることができ、人数が少なくなっても持続できる生徒会活動を目指したい」「来年度からの小中一貫校化に向け、小学生と交流し中を深められる、お手本となれるようにしたい」と力強い公約がありました。質問意見では、3年生から「小中一貫校になったり、人数が減ったりと大変なことは多いと思うが、『新しいことに挑戦』と言った気持ちを忘れないでがんばってください」というエールも送られました。投票の結果、全員の信任が得られ、新生徒会長が決定しました。
予告なし避難訓練
11月15日(水)
本年度3回目の避難訓練は、予告なしで休み時間に行われました。訓練の緊急地震速報が入り、その後校庭へ避難、職員によるけが人の救出訓練、という内容でしたが、教室、図書館、廊下、トイレなど、それぞれの場所から落ち着いた行動ができました。訓練終了後、全員で振り返りをして、「ストーブのスイッチを消してくればよかった」「図書館から教室に戻ってヘルメットをかぶったけど、図書館にもヘルメットがあることを知らなかった」など、あらためていざという時の行動について確認し合いました。
生徒集会で今年度の生徒会活動を振り返る
11月14日(火)
この日の生徒集会では、今年度の生徒会活動を振り返り、成果(よかったこと)と課題(改善したいこと)、やってみたいことについて3~4人の縦割りグループで話し合い、発表し合いました。「紅樹祭で一人一人が”光”った」「委員会でICTを活用して仕事をすることができた」「他学年との交流が多くできた」という成果、課題として「委員長・副委員長だけで進めてしまったところがあった」「登板活動を忘れてしまうことがあった」などの反省、そして、新たに取り組みたいこととして「地域の方とかかわることができる活動をする(花にかかわることなど)」「生徒数が減少しているから、効率の良い仕事の仕方を考える(放送を録音にする等)」「活気を出したい」「(小中一貫校になるので)小学生と一緒にレク」等々、たくさんの意見が出されました。今後スタートする新生徒会に期待がもてます。
全校道徳~本当の友達とは~
11月10日(金)
全校道徳で、「泣いた赤鬼」を題材に「本当の友達とは」を考え合いました。「赤鬼の思いは?」「青鬼の思いは?」について意見を出し合い、「2人は本当の友達といえるのか」について、「心の数直線」というツールやロイロノートを使ったりしながら考え合いました。振り返りの学習カードでは、「どちらか片方が友情と思っていればそれはそれでいいのでは」「どちらともが幸せな思いになれるのが友情」「互いを思いやりながら、自分の気持ちを言い合えたり考え合えたりするのが友だちで友情」「みんな意見が違った。赤鬼、青鬼とも仲間思いだった。青鬼には青鬼のやさしさがあった」「みんな意見(友達の定義)が違う。友達は難しい」など、授業を通して改めて自分としての「友達(友情)」を捉え直していました。
社会科公開授業
11月7日(火)
2年生の社会科の公開授業がありました。地理の中部地方の学習では「単元内自由進度学習」に初めて取り組んでいます。単元を貫く学習問題「なぜ、中部地方は農業も工業も伝統産業も盛んなのだろうか」について、生徒が自分で学習計画を立て、教科書や資料集、必要な資料等から追究しています。