1月30日(木)



美術の授業に、飯田美術博物館の学芸員の皆様においでいただき、菱田春草の作品の鑑賞会をしました。学芸員さんが持ってきてくださった「菊慈童」「黒き猫」「落ち葉」の3つの作品の概要をお聞きした後、生徒たちが自分の好きな絵の前に集まり、それぞれの感想を伝え合いました。「菊慈童は小さく描かれてるけど、さびしそうな顔や持っている花は存在感がある」「金色の葉が黒い猫にインパクトを与えている」「落ち葉絵の奥の方が薄い色なのは、春草の目が治ったばかりで、遠くが良く見えないのと重なるのかな」など、感性豊かな感想を出し合っていました。専門家に解説していただきながら鑑賞する良さと、素直に自分の感じたことを言葉で伝え合える生徒の素晴らしさを感じました。