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年別アーカイブ: 2025

学芸員さんと学ぶ菱田春草

1月30日(木)

 美術の授業に、飯田美術博物館の学芸員の皆様においでいただき、菱田春草の作品の鑑賞会をしました。学芸員さんが持ってきてくださった「菊慈童」「黒き猫」「落ち葉」の3つの作品の概要をお聞きした後、生徒たちが自分の好きな絵の前に集まり、それぞれの感想を伝え合いました。「菊慈童は小さく描かれてるけど、さびしそうな顔や持っている花は存在感がある」「金色の葉が黒い猫にインパクトを与えている」「落ち葉絵の奥の方が薄い色なのは、春草の目が治ったばかりで、遠くが良く見えないのと重なるのかな」など、感性豊かな感想を出し合っていました。専門家に解説していただきながら鑑賞する良さと、素直に自分の感じたことを言葉で伝え合える生徒の素晴らしさを感じました。

地域の先輩に学ぶ~キャリア教育講演会

1月23日(木)

 県立阿南病院で総合内科専門医をしている関匡史さんにおいでいただきお話をお聞きしました。関さんは新野小・阿南第二中を卒業した先輩でもあります。

 ます、アンパンマンマーチの歌詞にある「何のために生まれて、何をして生きるのか」「何が君の幸せ」を引用し、何のために生きるか、という大きなテーマについてお話ししていただきました。新野診療所の松澤医師の影響で医療の道を志したこと、医師として地域医療に携わったり、研修医を育成したりしている現在の仕事について、課題も含めてお話ししてくださり、自分の生きざまを後輩たちに伝え、どう生きるかを考えるきっかけにしてほしいという思いが強く伝わってきました。生徒たちも、「自分が何のために生まれたか、考えたことなかったけれど、これから考えながら生活していきたい」「地域や人のために『なにか』活動することの大切さを学んだ。些細なことが大きなことにつながっていく。自分につなげて考えていきたい。」など、自分の生き方・あり方に目を向けるきっかけとなる貴重な講演会となりました。

「新野の雪祭り」で小中学生も活躍

1月13日(月)~15日(水)

 国の重要無形文化財にも指定されている「新野の雪祭り」が行われ、13日早朝の「お下り」には中学生4人小学生3人が参加し、14日のお上りには小1~中3まで10人の児童生徒が参加しました。そのうち「楽」として笛の演奏の中学生と、「舞」の小中学生、計5人は15日の朝まで徹夜で神事に参加しました。大人に混じって真剣に演じる姿、伝統の担い手となっている小中学生の輝く姿が見られた雪祭りでした。

3学期始業式 2025年スタート

1月7日(火)

 11日間の年末年始休業を終えた1月7日(火)、3学期が始まり小中合同で始業式が行われました。3学期の抱負を代表児童生徒が発表し、中2のTさんは「勉強」「部活動のバドミントン」「3年生を送る会」、中1のSさんは「勉強」「生徒会」「総合的な学習の時間」に力を入れてがんばりたいと話しました。校長からは、巳年にちなんで「脱皮して成長する蛇のように、皆さんも成長し実を結ぶ一年にしよう」「まとめの3学期、今までで一番の姿を見せるために、①目標に向かって粘り強く取り組むこと、②出会った人たちの思いを受けとめ応えていこう」「令和9年4月から阿南第二中は阿南第一中と統合する。新しい学校づくりに皆さんの意見も聞かせてください」と話がありました。小学校1年生から中学校3年生まで、みんな集中して参加していて、今年の飛躍が期待できる初日のスタートでした。

2学期終了

12月26日(木)

 2学期の終業式が行われ、小学生2名、中学生1名の代表児童生徒が、84日間の2学期を振り返り発表してくれました。中1のRさんは初めての文化祭で躁的な学習の時間の発表や運動会・音楽会でがんばったこと、郡市連合音楽会に向け合唱練習に励み成果を発揮できたこと、中体連新人戦で1勝できたけどもっと練習したいと思ったこと、などと振り返り、3学期はさらに勉強・生徒会活動をがんばりたいと力強く発表しました。学校長からも、「運動会や音楽会など、日々の練習から本気で自分から練習を重ねたことや、一人一人が精一杯自分の役割を果たしたから達成感や満足感が得られたし成長した」「地域のいろんな方々が学校に関わり力を尽くしてくれた2学期。みんなも地域の方々の思いに応えられる人になろう」と話がありました。

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