第3~4校時に、信濃美術館の学芸員を講師として招き「全校美術」を行いました。まず、100枚の絵画カードを使い、好きなカードと嫌いなカードを選択して、その理由を言うなどのカードゲームを行い、絵画鑑賞は難しくないことを学びました。続いて、「東山魁夷」の複製画を見つめ「対話型鑑賞」で絵画の見方を学び、最後に自分が考えるテーマでのミニ展覧会(100枚カードの中から5枚以内を選択)を行いました。鑑賞会では、学芸員さんとの対話を通して、自分が感じる絵画の見方に対して、変化が生じたり考え方が深くなったりするなどを実感していました。また、学芸員さんからは生徒たちの反応の良さを褒めていただきました。 → この様子については、2/8付け信濃毎日新聞第33面と、2/9付け南信州第3面で記事紹介されまています。
南信州記事より一部抜粋、「1980年代半ばに米国のニューヨーク近代美術館で子ども向けに開発された『対話型鑑賞』は、日本でも2000年前後から教育普及プログラムの一環として美術館や学校教育現場に取り入れられるようになった。作品の意味や技法、作者情報などを通じて作品と向き合う従来の美術鑑賞とは異なり、作品を観たときの感想や想像などを基にして対話を通して鑑賞する。」