3学期が始まりました
第1校時に3学期始業式を行いました。校長の話より、「(前略)抱負という言葉を見たとき、「負」という一見ネガティブな言葉に違和感をもつ人もいるかもしれませんが、これは「背負う」「請け負う」などで使われる「負う」という意味で、「負ける」という意味ではないのだそうです。抱負という漢字は、心の中の決意・計画をしっかりと抱き、引き受けるということを示しています。
従って抱負とは、心の中にある決意・計画などを指しますから、「○○になりたい、したい」だけで終わるのではなく、抱負を述べる際は「○○になれるよう、◇◇にしたい」と、具体的な見通しを述べることが大切になってきます。目標を達成するためにどんな努力をするのか、どんな行動をとるのかというプロセスの方が、重要になってくるのです。
さて、校長講話では私が学んだ言葉などを紹介していますが、以前紹介した内容と関連した言葉に出合いましたので改めて紹介します。以前2・3年生に紹介した言葉は、元プロ野球選手松井秀喜さんの座右の銘で、星陵高校時代に山下智茂監督から学んだ言葉です。こんな言葉でした「心が変われば 行動が変わる 行動が変われば 習慣が変わる 習慣が変われば 人格が変わる 人格が変われば 運命が変わる」松井秀喜さんはこの言葉の実践者として、運命まで変えた人であると思います。
私はこの足元にも及びませんが、「習慣が変わる」という経験までは実感があります。ただし、ここから先の「人格が変わる」は、他人から評価してもらうことなのかなと思っています。また、「運命が変わる」についても自分で言うのはおこがましい気がしますし、この運命も他人から指摘されなければ気づかないかもしれません。成長や改善のスタートは「心が変われば 行動が変わる」であり、さらには「変えた行動をどこまで続けることができるか」が、大きなカギになると思います。
新たに出合った言葉は、貧困や病に苦しむ人々の救済に生涯をささげたマザー・テレサさんの言葉です。このような言葉です。「思考に気をつけなさい それは いつか言葉になるから 言葉に気をつけなさい それは いつか行動になるから 行動に気をつけなさい それは いつか習慣になるから 習慣に気をつけなさい それは いつか性格になるから 性格に気をつけなさい それは いつか運命になるから」松井秀喜さんの座右の銘に通じるものがあると思うのと同時に、この言葉は私たちに対して、戒めとなるように分かりやすく訴えていると感じました。
先ほど、成長や改善のスタートは「心が変わって行動が変わること」と話しました。マザー・テレサさんは、この「行動が変わる」前段階の「心」の部分を「思考に気をつけなさい」「言葉に気をつけなさい」と言っています。加えて「思考や言葉は行動や習慣となり、さらには性格へ、松井さんの座右の銘では人格につながっていく」と言っています。改めて深い意味がある言葉であると思うのです。(後略)」
第2校時から、3年生は実力テストを実施しています。
新型コロナ お気を付けください
昨日、飯田保健所管内で12人の新型コロナウイルス感染が新たに分かったと報道がありました。感染者は軽症か無症状で、集団的に発生している状況があるとのことです。
終業式の校長講話より、「特に新型コロナ対策では、感染者になる前段階である濃厚接触者と判断されないよう十分気をつけてください。濃厚接触者になると2週間は自宅待機をすることになります。濃厚接触かどうかは相手との「距離の近さ」と「時間の長さ」で判断されます。厚生労働省では「必要な感染予防策をせずに手で触れること、または対面で互いに手を伸ばしたら届く1m程度以内の距離で、15分以上接触があった場合に濃厚接触者と考える」と定義しています。
この感染症はウイルスが目に見えないだけでなく、無症状の感染者がいることや発症前から感染があることが厄介なことです。私たちは外部からのウイルスを持ち込まないように、接触感染を防ぐための手洗い・手指消毒を行うこと、飛沫感染を防ぐためのマスク着用とソーシャルディスタンスを保つことなどして、感染経路を断っていきましょう。特に来客と食事をする場面があれば十分気をつけてください。「もしかしたら自分は感染しているかも?」と思って生活すれば、感染症対策は万全になってくるのではないでしょうか。」
2学期終業式を行いました
特別日課の第3校時に2学期終業式を行い、阿南町防犯ポスターコンクール・飯田市長杯バドミントン大会・長野県児童生徒美術展地区入選(習字・美術)の各入賞者延べ8名の表彰も行いました。
校長の話より、「(前略)さて、この新型コロナウイルスは私たちに様々な問題や課題、試練を与えました。以前、自粛警察のことや「今私たちが闘っているのはコロナであり、人と人の闘いではない」というコメントなどを紹介しました。自分の考えとは違う方向に物事が流れると、私たちの心の奥底にある攻撃性とか弱さ、差別や排除のような感情が表面化することがあります。私たちは追い込まれていくと、誰にでもある自分のマイナスの面を露呈してしまうものかもしれません。
このような言葉を聞いたことがあります。「人生の3/4は嘘」、人生は英語でLIFEと書きます。この4文字からfの文字を取るとlieになります。嘘・偽りという意味です。4文字中の3文字ということで、3/4は嘘という例え言葉になっています。これをネガティブに考えるのではなく、人生の教訓としてとらえてみると、なるほどと思うことがあります。ここでは「嘘・偽り」という意味ですが、このワードを変えてみます。例えば「3/4は理不尽」、このことは多くの大人が実感していることかもしれません。しかし、たとえ自分の思い通り希望通りにいかなくても、家族のため生活のために我慢することはありますが、残る1/4に価値があるから頑張っていられるのかもしれません。または「本音と建前」、生きていく中で3/4は建前かもしれません。しかし、このことによって商談が上手くいったり、相手を傷つけないで済んだりすることがあります。
自分の考えと異なる場面、自分のマイナス面が出てきそうな場面は、人生100年時代においては、何度も出合うことになるでしょう。順風満帆で苦労がない生き方を人は誰しも望むものですが、その通りにならないのが世の常です。そうであれば、1/4は真実であったり自分の望みも叶えられたりする、誰かが助けてくれると思って、私たちは前向きな気持ちで困難や試練を乗り越えていきたいものです。」
後半は、来年度から「紺Tシャツ」着用も可能にしたい、「早起き登山」を郷土芸能こども教室「新野探訪」へシフトチェンジすることを考えている、年末年始休業中の新型コロナウイルス感染防止対策について話がありました。(11/10・12/16ブログを参照ください)
学校評価アンケート結果と学校自己評価
学校運営に対するアンケートに協力いただき有り難うございました。また、各職員の自己評価をまとめ「学校自己評価」も作成しました。次回参観日に保護者説明をし、新野学校コミュニティスクール運営委員会からもご意見をいただき、次年度に生かしてまいります。
学校評価アンケート結果 → R2 学校評価・授業評価のアンケート結果
学校自己評価 → https://anan2jhs.eek.jp/wp/wp-content/uploads/2022/01/R3年度保護者・生徒による学校自己評価.pdf
学校の基本情報カテゴリーにある「グランドデザイン」と併せてご覧ください。
2学期の授業評価アンケート結果
今月、生徒による匿名5段階の授業評価を行いました。その結果は次のとおりです。1学期(7/29ブログ)よりプラス評価になりました。
生徒による授業評価結果 令和2年12月調査 | ||
質問内容 | 平均評定 | |
1 | 楽しく自分からやってみたい考えてみたいと思える授業になっていますか | 4.4 |
2 | 自分の疑問や願いをもとに見通しを持つことができる授業になっていますか | 4.3 |
3 | 見通しを持って追究したことについて振り返りをする授業になっていますか | 4.3 |
4 | わからないことを友だちに聞いたりしながら学び合える授業になっていますか | 4.6 |
5 | 授業が普段の生活でも自分の見方や感じ方を広げたり深めたりするのに役立っていると感じますか | 4.5 |
(国・社・数・理・英・音・美・保体) | 21名 |
1月の主な行事予定
5日(火)音楽部(午前)
6日(水)3学期始業式 3年実力テスト
7日(木)委員会 PTA学年委員長会・編集係会19:00~
9日(土)部活動(午前)→ 中止
10日(日)郷土芸能こども教室15:00~
13日(水)~15日(金)雪祭り計画休業(地元・氏子のみで祭事)→ お下り、お上りは中止 → 14日以降は中止
18日(月)完全下校17:00(~2/12)
20日(水)移動図書館 → 中止
21日(木)委員会
22日(金)中学校入学説明会 → 実施方法変更
23日(土)部活動(午前) 郷土調査部研究発表会(リモート)→(動画配信)
27日(水)職員会議⑬
28日(木)飯田女子高校推薦入試 スポーツ文化部活動運営委員会19:00~ → 代表者のみ参加
30日(土)部活動(午前) 全郡教科等まとめの会(リモート)→(動画配信)
PDFはこちら(12/21現在) → 1月暦
日報より「あいさつ」
本日付け日報より(一部抜粋)「職員室でのあいさつが目に見えてよくなっています。職員室に入ると、生徒たちは自然に『お早うございます」や昼前からは『こんにちは』と言う生徒が増えています。3年生のあいさつは爽やかで気持ちがよいです。2年生は声がしっかり出て丁寧なあいさつです。1年生は前をしっかりと見て声がとても聞きとりやすいです。こうやって、よい伝統がつくられていくんだなあと実感する日々です。残り一週間ですが、相手が嬉しくなるようなあいさつがたくさん交わせるとよいですね。」
全校音楽 友~旅立ちの時~
今月の全校音楽では、卒業式の全校合唱曲:ゆずの「友~旅立ちの時~」(作詞作曲:北川悠仁)のパート練習をしています。3つの候補曲の中から、この曲に決まりました。
歌詞:(前略)友 さようならそしてありがとう 再び会えるその時まで 友 僕たちが見上げる空は どこまでも続き 輝いている 同じ空の下 どこかで僕たちは いつも繋がっている
新型コロナ 感染症拡大防止について
本日、年末年始における「新型コロナウイルス感染症拡大防止の対応について」保護者宛再通知を生徒へ配付します。(前回配付は11/12ブログ) → 新型コロナウイルス感染症拡大防止の対応について(再通知)
特に、感染者になる前段階の濃厚接触者に該当しないよう気をつけてください。濃厚接触かどうかは「距離の近さ」と「時間の長さ」で判断されるそうです。(厚生労働省より:必要な感染予防策をせずに手で触れること、または対面で互いに手を伸ばしたら届く1m程度以内の距離で、15分以上接触があった場合に濃厚接触者と考えられます)
接触感染や飛沫感染を防ぐためにも、手洗い(手指消毒)、マスク着用、ソーシャルディスタンスを保つ、換気等で3つの密(密閉空間・密集場所・密接場面)を避けるなど、感染経路を断つ対策をよろしくお願いします。
→ 毎年、生徒たちも率先して雪かきをしてくれます。17日付け日報より「登校してきた○○さんが『何かお手伝いすることはありますか?』と声をかけてくれ、すぐに雪かきをしてくれました。(略)職員室で○○さんから『雪かき有り難うございました』と言ってもらえたことに感動しました。」
1年美術「阿南焼き」が完成 学校だより
1年生が第3校時美術の時間で焼き上がった陶器のやすりがけを行い、各自の作品を完成させました。(前回関連ブログ11/30ご覧ください)
学校だよりを配付します。→ 12月15日 学校だより
今年の登校日もあと10日 エンジョイタイム
令和2年(2020年)の登校日も今日を含めてあと10日となりました。今週と来週は特別な行事等は計画されていません。日常の授業をしっかりと行って一年を締めくくりたいと思います。
明日は地域回覧に間に合うよう学校だよりが発行されます。
午後のエンジョイタイムでは2年体育係考案の「ところてんゲーム(鬼ごっこ)」を行いました。行間運動が終了すると、その時間での歩数計最多歩数チャンピオンが賞賛されています。
2年生が三遠南信道の橋梁工事を見学
第2~4校時に2年生が総合的な学習の時間で、「キャリア教育の一環として、地域の公共工事の建設現場の様子を見学し、公共工事の役割や建設に携わる方々への理解を深めたり、生涯学習の基礎づくりに役立てたりする」ことを目的に、飯田国道事務所工務課や現場の方々から説明いただきながら、三遠南信自動車道の飯田上久堅・喬木富田IC橋梁を見学してきました。
建設工事の現場を見学した後は、天龍峡大橋「そらさんぽ」にも行ってきました。
生徒総会と役員引継ぎ会
本日は短学活終了後の第6校時に集会室で生徒総会を行い、引き続きコンピューター室で生徒会役員の引継ぎ会を行います。以下は、議案書に記載されている活動方針のまとめです。
今年度の生徒会では、一学期目標を「自信をもって苦手なことに挑戦しよう!」、紅樹祭目標を「天の川」、二学期目標を「助け合い」と設定し、二つのことを大切にしながら、生徒会スローガン「ONE FOR ALL」の達成を目指してきました。
それは「一人一人の自覚」と「団結」です。今年度から委員会の前にホワイトボードで内容を確認してもらうことで、自分が何をすればいいのか自覚が持てるように工夫ができました。また、学期目標に対しての個人目標を掲示することで、いつでも確認ができ、自覚を持ち続けられるようにできました。そして、一つ一つの企画に達成シートを使い、自分の目標を立ててもらうことで、自分には関係ないと思う人を減らす工夫や、その企画が何のために行われているかを確認できるようにしたことで、意味のある活動にするとともに、会員全員が企画の目的に向かって活動することができ、団結しあえる工夫ができました。
今年度は生徒会スローガン「ONE FOR ALL」に向かって、全会員が自分は生徒会会員の一人という自覚を持ち、企画や、委員会内で団結しあいながら活動できたと思います。一年間、ご協力ありがとうございました。
→ 令和3年生徒会役員も全会一致で承認されました。
職員会議(研修)より
放課後の職員会議(研修の時間)では、社会科主任による人権教育に関する実践報告がありました。今年は人権教育の体験的な学習に関する学習サイクル(①体験すること→②話し合うこと→③反省すること→④一般化すること→⑤適用すること→①へ)のうち、一般化と適用「自分で行動に移すこと」の過程で、小学生にLGBTQのことを伝えるという学習場面が考えられました。(11/27ブログをご覧ください) → 長野県教育委員会事務局学びの改革支援課発行の「教育指導時報」2月号で紹介されます。
今回の非違行為防止研修では「アンガーマネジメント」について学びました。事例演習をしたり、キレやすい考え方を自覚しながら自分自身を見つめ直したりすることができました。
保護者懇談会よろしくお願いします
今日と明日の二日間は小学校と同一日開催の保護者懇談会があります。今までのことを振り返りながら、明るい未来が見通せるようよろしくお願いします。明後日9日(水)は、3年生の卒業記念写真の撮影を計画しています。
人権教育月間最終日 満蒙開拓の歴史から学ぶ
「満蒙開拓という歴史が語りかけてくるものとは」をテーマに、満蒙開拓平和記念館の三沢事務局長さんを講師に迎え、第2校時は3年生、第3校時に1・2年生がそれぞれ集会室で人権教育学習を行いました。
3年生は7月27日に、阿智村にある「満蒙開拓平和記念館」と「長岳寺」を訪問しており、社会科で学習した内容を踏まえての講演でした。(3年生のねらい)歴史での学習を振り返りつつ、中国帰国者の帰国後の生活や思いを学び、他の人との違いを受け入れ、個性を尊重し合える関係を築くことの重要性に気づく。引揚げ者の証言場面から、「涙を流したでしょうか? どんな味がしたと思いますか?」と、当事者のことを想像するワークショップも行いながら、自分事として考え学ぶ時間になりました。
(1・2年生のねらい)・下伊那で多くの人々が移民として送られ、悲惨な歴史があった事実を知る中で、戦争が甚大な人権侵害であることに気づく。 ・満蒙開拓が侵略者としての一面、戦争に巻き込まれた被害者の一面、などさまざまな視点で人権を考えるきっかけとする。
人権教育 2・3年生が車いすバスケットボールを体験
第5~6校時に、3年担任の企画により長野県車いすバスケットボール協会会長・元パラリンピック選手の奥原明男さんと長野県障がい者スポーツ協会担当者が来校しました。
体育館で2・3年生がパラリンピックのことや障がい者への接し方、さらには奥原さんの生き方を学んだりメッセージを受け取ったりしました。そして3チーム+職員チームに分かれて、実際に車いすバスケットボールも体験しました。
明日が人権教育月間最終日になりますが、1・2年生と3年生が「満蒙開拓」から人権を考えます。(「人権」で検索すると本校の取り組みをご覧いただけます)
読書旬間/人権教育月間 小学生への読み聞かせ
今朝は文芸環境整備委員会と人権教育係職員による新企画、読み聞かせ「BOOKでつながる『有り難う』」を行ってきました。今年は小学生22名・中学生22名の同数ということもあり、ペアを組んで(欠席児童生徒のペアは1対2に変更して)本の世界を共有してきました。(昨日ブログご覧ください)
中学生側のねらい:小学生パートナーのために本を選んだり、読んだりすることを通して、相手を意識して自分のできることを考え、実践する機会とする。
このときの様子は、新野小学校ホームページに詳しく紹介されています。(http://niinoes.eek.jp/wp/)
生徒集会「振り返りクイズ大会」
今朝の生徒集会では今年の生徒会活動クイズ大会が行われ、和やかな雰囲気で一日がスタートしました。「今日の生徒集会は第何回目?、一番本を借りたのは誰?、芝桜の色は?、月末大掃除を何回行った?、ステージバックの黄色の模造紙は何枚?、委員会の回数は?、三冊貸出券もらったのは何人?」この7問を班対抗で考え合いました。
クイズ大会の後は、令和2年生徒会役員の正副会長と正副委員長からそれぞれあいさつがありました。自身の具体的な改善や成長の様子、協力への感謝の言葉などがしっかりと伝わってきました。
放課後は、明日朝の小学生読み聞かせのための準備として、小学校図書館や来校する移動図書館などから本を借ります。(11/27ブログを参照ください)
1年美術「阿南焼き」の仕上げ
1年生が第5~6校時に美術(陶芸教室)の時間で、手びねりと電動ろくろの作品の仕上げとして、釉薬(ゆうやく)を掛けてきました。年内には完成の見込みです。今年もかじかの湯に隣接する「阿南町陶芸体験館」の皆さんにお世話になりました。(前回の様子は11/3ブログをご覧ください)