開祭式 生徒会長あいさつより
皆さん!ついに、待ちに待った第52回紅樹祭が、今、始まろうとしています。今日のために、6月から授業や委員会、放課後の活動など、様々な時間を使って準備を進めてきました。長かったような、短かったような4ヶ月間を、皆さん覚えていますか? 7月に全校で話し合いをして、今年の紅樹祭スローガン「翔」を決めました。20人の思いを大切にしたいと考えるからこそ、スローガンを決めるのはとても大変でしたね。ですが、私はその中で一人一人がしっかりと考えてくれていると感じ、とても嬉しかったです。(中略)ステージバック制作では、全校で協力し合いながら、一つの作品を作りました。また、委員会行事やクラスごとでも企画の運営や準備を進めてきました。今日この日の為に、みんなで考えたり、悩んだり・・・。一人一人が準備を一生懸命行ってきた分、今日はどんどん積極的に企画に参加し、一つ一つの企画を全力で楽しみましょう。何よりも、全校の皆さん!みんなで、今までの努力を発揮できるような素晴らしい一日を作り上げましょう。
校長あいさつより (前略)今年から紅樹祭は一日開催になりました。入学式で話し、パンフレットにも記しましたが、(赴任して)この計画を聞いた時、私はダーウインの「変化に対応できる者が生き残る」という言葉が頭をよぎりました。本校の生徒数減少による変化と現実を受け入れたこの決断は、一つの時代が変わろうとしているタイミングとも合致しており、私は正に英断であると評価しています。
先ほど生徒会長から本部役員の思いが話されました。全校生徒一人一人の思いを大切に取り上げ、時にはアンケートに職員も加わりました。今回の企画はじめテーマやテーマソング決定までの過程では、全校で一つのものを創りあげたいという思いが、随所に行動となって現れていました。しっかりと見通しを持って、時間を意識し、全校で準備が進められました。更に、サブテーマ「一つになろう!そして、未来へ」は、この文化祭が生徒会活動のゴールではなく、その次のステージにつなげたいという本部役員の願いも込められています。
平成最後の紅樹祭、スタイルを変えスリム化した最初の紅樹祭がいよいよ開幕します。皆でスクラムを組んで一丸となり、充実した一日になることが楽しみです。ご来場の皆さんも展示物をご覧いただき、生徒が活躍する姿を是非楽しんでください。