第4回全校道徳より「沈みゆくボート」
第1校時は、1年担任による全校道徳が行われ「モラルジレンマ」「決断」について考え合いました。
本時提示された物語の概要「嵐で船が破損し、6人乗りの救命ボートに7人が乗った。その7人は、身寄りのない老人、5歳の幼児、余命1年と宣告された病人、大家族を養う父親、将来国を背負う若手政治家、多くの人を不幸に陥れてきた詐欺師、そして自分。ボートは沈み始めてきて、このままだと7人全員が命を失ってしまう。」
この状況から、自分ならどうするかを考え、友だちの考えを聞いて質問や意見を出し合いながら、自分の結論を出してみました。
生徒の感想より、「決断したいとき、いろいろな意見が出てくるけど、どの意見にもメリット・デメリットがあって難しいなあと思った」「命が関わっている状況で、何を優先するかを考えたり様々な意見を聞いたりして結論を出したいと思った」「これからの生活でも、いろいろな人にアドバイスをもらって、より良い決断を自分でできるようにしたいと思った」