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新野高原の盆踊りについて

来週、国重要無形民俗文化財の「新野の盆踊り」が行われ、次の時間帯が盆踊り会場の交通規制となります。

13日(火)準備 13:30~15:30

14・15日(水・木)20:00~7:00

16日(金)19:30~7:00

以下、阿南町ホームページより一部抜粋 「500年以上も続く静かな盆踊り」

盆踊りといえば、楽器に合わせた踊りが一般的ですが、新野の盆踊りは三味線、笛、太鼓といった鳴り物を一切使いません。櫓の上にいる音頭取りの「音頭出し」と、その下で踊る踊り子の「返し」の声だけで踊りが進められる、素朴な盆踊りです。

新野の盆踊りのはじまりは、定かではありませんが、室町時代の末期、享録2年瑞光院建立の折、入仏式に三州振草下田の人々来て踊った「おさま」を村の人たちが習ったのがはじまりといわれています。

踊りの種類は、扇子を持って踊る「すくいさ」「音頭」「おさま甚句」「おやま」と手踊りの「高い山」「十六」「能登」の7つ。このうち、「能登」は17日の朝方「踊り神送りの式」の間だけ踊られ、それ以外の時間帯は、他の踊りを適当に変えながら踊りますが、毎晩最初に踊るのは、「すくいさ」と決まっています。

踊りの開始時間は午後9時からで、15日と16日の朝は午前6時で終了し、17日の明け方に踊り神送りの式が行われます。