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日別アーカイブ: 2024年9月12日

「鉄下駄レース」に向けて練習

9月10日(火)

 9月15日(日)の「行人様秋の例祭」では、全国を鉄下駄で行脚した行人様にちなんで、新野の伝承センターから行人様の即仏身が祀ってあるお山まで、片足2kgの鉄下駄をはいてリレーする「鉄下駄レース」が行われます。今年は3年生7人が新野小・阿南第二中の先生方と「新野学校チーム」の一員として参加することとなり、事前に鉄下駄をはいて走る練習をしました。中庭のアスファルトの上を交代交代でカランカランと下駄を鳴らして元気に走っていました。昨年は職員のみ(数名高校生をお借りしました)で参加し、参加チーム中最下位でしたが、今年は若い力で順位アップできるでしょうか!?

イチゴ栽培を実地で学ぶ

9月9日(月)

 1・2年生が、総合的な学習の時間に、夏イチゴを生産している「林農園」へ行って、実際のいちごの手入れについて学びました。これまで何回も林さんのお話を聞いてきている生徒たち、今回は「古葉刈り」の作業の体験と、栽培について質問し教えていただくことができました。「酸っぱいイチゴになってしまう」ことへの対応としては、「太陽の光と、土の質で対応している」とのこと、また、育てていた苗が腐ってしまったことについては「1列全滅してしまうこともあるほど繊細、受粉に来る虫が病気をもってきてしまうこともある」というお話をお聞きしました。「もっと丁寧に育てたい」という生徒たち、実際に使っている農薬と肥料を分けていただき、翌日、希釈倍率に気をつけながら学校で栽培しているイチゴの苗に施肥をしていました。

「郷土芸能こども教室」で「行人様」について学びました

9月7日(土)

 土曜日の夕方、「芸能こども教室」の一環で、「行人様」についての学習会がありました。新野の行人様(ぎょうにんさま)は、今から約370年前に、火事で家族を失った悲しみから修行僧となり厳しい諸国巡業の旅を17年間続け、新野の新栄山を最後の修行の場として、山頂に石室を作り、その中で念仏を唱えて自ら断食死して即身仏(ミイラ)となった「久保田彦左衛門」という人が祀られているものです。 この日は、講師の宮島さんが、行人様のいわれと、新野の人々が「奉賛会」を作り大切にあがめていること、そして、少子高齢化が進んでいる現状の中で、後継者がいなくなってしまう心配があること、小中学生が将来新野を出ていってしまっても、お祭りの日を覚えていて、その日は帰ろうと思ってほしい、など、郷土への思い、小中学生への期待を語ってくれました。この日の参加者は、小学生4人、中学生4人の計8人でしたが、宮島さんの思いをしっかりと受け止めていました。

 また、この日の会場の「農村文化伝承センター」には、新野小の郷土クラブの児童たちが、「新野フォトクラブ」の皆さんのご指導の下で一緒に撮った写真も展示されていて、参加した皆さんが見入っていました。

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