特別日課の第3校時に2学期終業式を行いました。 校長の話より、(前略)今年一年の世相を表す「今年の漢字」に災害の「災」が選ばれました。西日本豪雨や北海道地震、それに相次いだ大型台風や記録的な猛暑などの「自然災害」によって多くの人が「被災」したことや、「災害復興」を支えるボランティアに注目が集まったこと。その他にも、スポーツ界ではパワハラ問題、財務省での決裁文書改ざんや大学の不正問題などが発覚し、多くの人がこれらを「人災」と捉えたことが挙げられ、この漢字になったようです。
続いて、新聞や広報あなんで取りあげられた「3年生の親水公園復活プロジェクト」「弓道学習」「パラリンスポーツのボッチャ」の話題や、1年生ハードル走授業の記録更新とクラスで8の字ジャンプの歴代最高記録保持などが紹介され、最後に2年生と交流した視覚障害者の方が担当者に宛てたメール(以下その概要)が紹介されました。
「20年くらい前までは確かに差別はあり、腹を立てたり悲しいをしたりしましたが、その空気がここ最近急速に緩和されたように思います。それは、このような交流の機会での学習はじめ、パラリンピックなどの活躍を報道してくれ認知度が上がったこと、長生きに伴い身体も弱っている人が周りにいる状況になっていることが考えられます。障碍はすぐそこにあり、他人事ではないのですから、決して差別語は使わないでください。皆さんとの宝物の時間を作っていただき出会えたことを、私は忘れないでしょう。」
また、終業式に先立ち、第69回長野県児童生徒美術展「美術の部で入選」した3人の生徒へ、賞状伝達も行われました。