行人様御開帳

本日は即身仏であられる行人様の「春の祭典」が執り行われ、午前10時~午後3時までの間、そのお姿を拝観することができます。なお、9月の秋の祭典では、鉄下駄レースや煙火大会なども行われます。

以下、阿南町ホームページより一部抜粋

新野の行人様は本名を久保田彦左衛門といい、今から370年ほど前の生まれで、怪力で背丈が6尺ほど(約180cm)の真面目な大男で、多くの人に親しまれていた。ある日、山にまきを取りに行った留守中に家が火事になり、一瞬にして最愛の妻と子どもを失った。深い悲しみに暮れ、この世の無常を感じた彦左衛門は、神仏の力にすがることを思いつき、修行僧となり厳しい諸国巡業の旅を17年間続けた。新野に帰って来て妻と子どもの17回忌を済ませると、瑞光院の裏山にある新栄山を最後の修行の場として、山頂に石室を作り、その中で念仏を唱えて自ら断食死して即身仏(ミイラ)となった。貞享4年(1687年)のことだった。現在日本には、16体のミイラが現存するが、新野の行人様はその中でもきれいなお姿を残しており、日本の貴重な宝である。